在来工法は、大きな窓やベランダ設置が可能であるほか、
間取りの自由度の高さが魅力です。

モデルルームに感じた違和感や圧迫感。在来工法で解消を。
とにかく手ごろな価格がウリの「規格住宅」に多く見受けられる、2×4(ツーバイフォー)工法によって建てられた家。
そのモデルルームを訪れた際の「違和感」に覚えはありませんか?
その違和感の正体は、もしかしたら窓やベランダといった「開口部の狭さ・少なさ」が原因かもしれません。
在来工法のメリット
住宅建築には幾つかの工法があり、「在来工法」はそうした工法の一つです。
「木造在来工法」や「木造軸組工法」とも表されることがあります。
Kaede Homeが提供する「LASIA」「オンリーワンの家」は全て、この【在来工法】による施工。
そして木造住宅では、在来工法と比較されることが多いのがツーバイフォー工法。
そこで、特に「ツーバイフォー工法」と比較した場合に「在来工法」が持つメリットについて見ていきましょう。
「在来工法」と「ツーバイフォー工法」の違い
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◆ツーバイフォー工法は、箱を積み上げていくイメージ
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◆在来工法は、柱と梁(はり)で組み立てるイメージ
「ツーバイフォー工法」は、高度にユニット(パーツ)化された〝箱〟を組み立てて作る家。「在来工法」は、柱を立て、柱と柱を梁(はり)によって結ぶことで基本構造を組み立てる家。それぞれの工法には、このような違いがあります。
たとえるなら、ツーバイフォー工法は「段ボール箱を積み上げていく様子」を思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。
対する在来工法のイメージとしては、工法そのものではありませんが、歴史ある神社仏閣の本堂や城郭(お城)の大広間、あるいは古民家などに見られるような広い空間に柱が立ち、各部屋の仕切りは「ふすまや障子(しょうじ)だけ」という様子を思い浮かべていただくと良いかもしれません。
間取りの自由度の高さ

◆柱と梁が家を支える在来工法は、間取りの自由度が高い
柱と梁によって家を支える構造で組み立てる「在来工法」は、壁を抜いたり移動させたりということが比較的自由です。そのため、イメージ通りの間取りにしやすいというメリットがあります。
ツーバイフォー工法の場合は、壁が家を支える構造(強度を発揮するパーツ)として機能しているため、壁を抜くと建物としての強度が落ちます。
よって間取りは、空間(部屋)を形づくる箱(壁面を持つユニット)に大きく規定・制限されることになります。
窓やベランダなど開口部設置のしやすさ

◆良好な採光、開放感を得られる窓やベランダ設置も、在来工法ならイメージ通りに
柱と梁が基本構造である「在来工法」は、間取り同様、ベランダや窓など大きな開口部を設けても、家そのものの構造にはさほど影響しません。
ところが「ツーバイフォー工法」の場合、家の強度を高めようとするほどに、開口部の大きさが問題となってきます。
できるだけ「開口部は少なくしたい」「開口部設置には一定の制限が生じる」のがツーバイフォー工法。比較的自由に、ベランダや窓といった「開口部を設置しやすい」のが在来工法と言えるでしょう。
高い耐震性能

◆使用する金物や工法の進化などで、高い耐震性能を実現している在来工法
これまで耐震性能面では「ツーバイフォー工法に分がある」というのが定説とされてきました。
しかし「在来工法」でも、基礎と柱、柱と梁を繋ぐ金物(金属製パーツ)の進化や耐震構造に関する研究などが進んだ結果、飛躍的に耐震性能が向上しました。現在では、在来工法はツーバイフォーと変わらない耐震性能を備えています。
また、近年の研究では「耐震性能と工法に関連性は見られない」とされ、住宅の耐震性に「最も影響を与えるのは地盤」であることが明らかとなったことから、住宅建築に際して地盤調査が義務づけられるようになりました。
リフォームやリノベーションのしやすさ

◆在来工法なら、ライフステージの変化に応じたリフォームなどにも柔軟に対応可能
住まう方のライフステージによって、必要とされる間取りは大きく異なってきます。たとえば子育て世代と、子育てを終えたミドル世代。理想と感じる間取りは、当然異なってくるはずです。
そこで将来に備えた、リフォームのしやすさといった視点からも「家づくりを考えることの重要性」については、皆さまはもう既にお気づきのことと思います。
間取りの自由度が高い「在来工法」で建てた家は、ライフスタイルの変化に合わせたリフォームやリノベーションにも対応しやすいことが、優れた特長のひとつです。
夢とこだわりが詰まったマイホームの実現は、「いい家」を建てられる工務店、Kaede Homeで─。
Kaede Homeは、子育て世代のニーズに寄り添い続けます。